UR団地が住民の高齢化や外国人入居者の増加などにより住まい方や内部の状況の変化を経験する中で、環境改善のために大学と提携する事例がいくつもある。若者の発想や大学の蓄積したノウハウを使って高齢化、少子化、多文化共生に対処しようということなのだろう。いくつかの例では学生が団地内に住むこともあるらしい。
新聞記事やURのウェブサイトでUR関連記事を探しているとあちこちの団地でそういった協力関係があるようだ。具体的な内容はいろいろである。
新聞のサイト内検索で「UR 大学」で検索するといくつか記事が見つかる。
朝日新聞
読売新聞
結果なし。
産経新聞
毎日新聞
UR 愛知県ちりゅう団地『みんなのリビング』プロジェクト
外国人居住者が多い愛知県知立市のちりゅう団地でURと名城大学が団地住民がコミュニティを作り環境を変えていくプロジェクトが行われた(既に終了)。
知立市とUR、URと名城大学がそれぞれ協定を締結。それをベースにURの団地を舞台にしたプロジェクト。
知立市の資料。
学生や住民が、やりたいことをワイワイ話し合うワークショップを行いながら、DIYで家具づくりに挑戦します♪
URの資料は以下の通り。
第1弾として、4月から知立団地(愛知県知立市)で、理工学部建築学科の谷田研究室(谷田真准教授)が多文化共生をテーマとした「ちりゅう団地『みんなのリビング』プロジェクト」を実施する
愛知県 豊明団地「おとなりプロジェクト」
藤田医科大学の学生と職員が団地に住んでいる。
外国人との共生よりも、子育て世代、老人世代に対するサポートがメインのプロジェクト。
豊明団地内に「ふじたまちかど保健室」を開設。地域の健康づくりの拠点として、無料相談の対応やイベントなどを実施しています。
豊明団地は戸数2000戸以上の大規模な団地。これを書いている時点では空き部屋がないので、コスパもよく入居者が多そうだ。
(Photo by Kaboompics .com from Pexels)
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