URの部屋のソフトフローリングは沈み込みが大きく、床の傾きもあるので体調に影響が出てしまった。そこでこの沈み込みを解消できないまでも少なくできないかと対策を調べてみた。
フロアタイルを使う
賃貸の部屋は出るときに原状回復しないといけない。対策をするにしても床をはがして貼りなおす大きい工事は無理だ。できるだけ部屋に負担をかけずに床のふわふわした感じを緩和したい。ネットで調べると同じような状況でよく使われているのがフロアマットやフロアタイルという床材。
部屋の大きさと扱いなどを考えて一枚のサイズが大きい(250mm×1050mm)クラテツのフロアタイルを選択した。
自宅では楽天で購入したが、アマゾン、楽天ともに扱っている業者はあるようだ。
作業
販売店のウェブサイトでは接着剤不要となっているが、送られてきた箱を見ると端の方は業務用の両面テープなどで固定するように指示がある。両面テープを使って跡が残った場合、原状回復で費用がかかるかもしれないので、テープは使わずできるだけぴったりに敷き詰めて動かないようにしようと割り切った。
ウェブサイトではカッターなどで簡単に切れると書いてあったが、やってみると「簡単に切れる」というわけにはいかなかった。寸法通りに切る作業に時間がかかる。6畳ほどの小さい部屋に20数枚敷き詰めるだけだったのだが、週末だけの作業で三週間かかった。
沈み込みの解消は
床材を敷き詰めると沈み込みは気にならない程度まで改善した。もともと、部屋の中央と端では沈み込みに差がある。完成後は部屋の端では沈み込みはかなり解消、中央でも気にならない程度にはなっている。自分の体が部屋に慣れてきたということもあると思うのだが、引っ越し当初の体調悪化やめまいはなくなった。
良かったこと
- 表面がすべすべで掃除が楽になった。
- 携帯電話などを床に落としても傷がつかない(ソフトフローリングはかなり柔らかいため、スマホの角が床にあたっただけでも跡が残ることがある。)
- 部屋によって床色を変えられる。今の住居では、茶色と白の床に分けている。
注意点
- 床材が余る。購入する単位が一枚ではないので何枚か余る。できるだけ余りが出ないようにカットして敷き詰めるのだが、端材が出る。もったいないが燃えないゴミにする。
- 摩擦が少ない。これは床材のモデルにもよるのだが摩擦が少ないので家具のすべり止めなどの対策が必要になる。
- カッターは丈夫なものがいい。今回はプラスチックを切るカッターというのを近くに店で購入して使った。普通のカッターでも慣れている人ならさくさく切れると思う。
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